新社会人の方へ。精神科医・心理カウンセラー直伝 ~メンタルを病まないために知ってほしい4つのコト~
新社会人の皆様、おめでとうございます。
・・・、いや、あまり嬉しくないひとの方が多いかもしれませんね(笑)
社会人になることで、今まで過ごしてきた生活とは、良くも悪くも大きく変わると思います。
これからの長い社会人生活を、より楽しく、より幸せに過ごしていうためにはどうしたらいいでしょうか?
この記事では、”こころ・メンタルの側面”から社会人生活を充実させるための秘訣・コツを紹介していきます。
この記事を読んだ方の社会人生活が、少しでも明るく、幸せなものになれば幸いです。
- 新社会人、新生活をむかえる方
- 社会人生活や働くことに、不安を感じている方
- 過去に精神疾患にかかり、新しい環境に不安や緊張を感じている方
仕事の成果・効率化よりも、まずは休み方をマスターしよう。
仕事ができる人ほど、休日の過ごし方・休み方が上手です。
これからの長い社会人生活、めっっっちゃ疲れるし予想だにしなかったこともたくさん起きてまぁ大変。
※ この記事を書いている私自身も、一年たりとて思い通りにいった年はありませんでした (笑)
「今年一年がんばっていい成績を残すぞ!」
「先輩や上司から良い評価をもらおう!」
と仕事の成果・効率化を意識することが多いと思いますが、
新社会人の方がまず身につけるべきスキルは、『休み方』一択です。
長い社会人生活、カラダを壊さないためにも、日々の疲れをリセットする方法を身につけておくことはとっても大事です。
カラダがいちばんの資本であり、健康な心身はこれからの社会人生活でいちばん大切なモノです。
あなたは何をするのが好きですか?
どうすればカラダの疲れがとれ、気持ちもリセットすることができますか?
・友人知人と話しをしたり、一緒に食事に行く。
・ジョギングや水泳などで、カラダを動かす。
・お風呂にゆっくり浸かる。サウナで汗を流す。
・料理やお菓子作り、パン作りをする。
必ずあなたに合った『休み方・リフレッシュ方法』があるので、まずはそれを発見し身につけておきましょう。
同期と比較するな。比較したくなったら、「自分はどうなりたいのか?」を考えて。
働き始めたら必ずと言っていいほど手に入るものがあります。
それは『同期・同僚』です。
『同期』は、一緒に励まし合い、つらいときは支え合える存在で、ときに一生の付き合いにあることがあります。
しかし、そんな『同期』という存在が自分自身を苦しめてしまう時があります。
それが、【比較】です。
同期と自分を比較して、「なんて自分はダメな奴なんだろう」「彼・彼女が羨ましい…」と考えることは、
自分自身の首を絞め、追い込み、それがストレスとなり心身の健康上よろしくありません。
『同期と自分を比較する』ことは絶対にやめましょう。
どうしても比較してしまう時は、「私はどうなりたいのか?」を考えてみてください。
周りの人に目を向けるのではなく、自分自身に目を向けることで、『他人との比較』から離れることができます。
・わたしは将来どうなりたいのかな?
・そのためには、いま何をすればいいのかな?
『自分だけの目標』を発見しそれに向けて行動することで、
他人との比較から離れることができ、人生の満足感が向上します。
あなたが輝ける場所は、この世界に必ずあります。
社会人生活を送っていく中で、
「私はここにいてもいいのだろうか?」
「やめたい、時間を無駄にしている気がする」
「今後私はどうすればいいのだろうか?」
と、考える日が必ず来ます。
その時に思い出してほしいこと、
それは、 【あなたが輝ける場所は、この世界に必ずある】ということです。
つらい時、しんどい時ほど、自暴自棄になり自己否定を繰り返してしまいますが、
あなたが輝ける場所は必ずあり、その場所を見つけることが社会人の醍醐味なのかもしれません。
大丈夫。あなたは必ずどこかで必要とされている、唯一無二の貴重な存在です。
もしいまあなたが、周りから存在を否定されたり、受け入れてもらえない・愛してもらえない環境にいるのであれば、
そんな環境からは離れましょう。
あなたが愛され、必要とされる場所は必ずこの世界にあります。
カウンセリングは、そんな『あなただけの場所を見つける時間』でもありますので、よろしければぜひご相談ください。
マイペースがいちばん。焦らず、じぶんのペースでやっていきましょう。
ながーい社会人生活を、
楽しく・健康に過ごしていくために一番大事なコト、
それは『マイペース』です。
「ひとよりも仕事が遅い…」
「ひとよりも体力・気力がない…」
大丈夫です。
できないコトに目をむけるのではなく、できているコトや強みに目をむけましょう。
あなたには【あなただけの良さ】があり、それをフルに活用して、【あなたのペース】でやっていけばOK。
あなたのベストを尽くしていけば、それを評価してくれる人・場所が必ずこの世界に存在します。
焦らず、自分のペースでやっていきましょう。 それが、何においても一番の近道です。