うつ経験者が見直した自分の性格
うつ・適応障害って実は身近な病気。
こころの風邪って言われたりもしますが、悪化すると風邪以上に長引いたり、つらい症状に悩まされます。
うつ・適応障害になりやすいひとの「思考」や「習慣」って、実はあります。
今回は、うつを経験したひとが見直した「思考・習慣」「自分の性格」をご紹介します。
うつになりやすい思考や習慣を知り、いまの自分を見直して、生きやすさを目指しましょう。
- 「わたしってうつかも?」と考えている方
- こころや身体がつらく、何が原因なのか見つけたい方
- 今よりも生きやすくなり、よりよい人生を過ごしたい方
「面倒くさいからやめよう。」
「気が乗らないから今日はやめた。」
「今日はそんな気分じゃない。」
そんなことを繰り返していませんか?
自分の気持ちを大切にすることは大事です。
ただ、そのときの気分や感情によって、なんでも決めてしまうのはもったいないかも。
・久々に会える友人
・今日しか開催されないイベント
・前から計画していた予定
最初は面倒くさくても、重い腰をあげて行動してみると、気分が上がってきたり幸せな気持ちになれたりします。
やらないことで多くのチャンスを、これまで逃していたかもしれませんよ。
「これをやっても上手くいかなそう…」
「友達からおすすめされたけど、あんまり面白くなさそう…」
「迷惑に思われたら嫌だな。」
頭に浮かんだネガティブな印象で、行動することや挑戦することを避けていませんか?
悪いイメージが浮かぶ→行動しない→現状が何も変わらない→不満が募る→より気持ちが落ち込む
といった負のループを経験するうつの方は多いです。
そして、見事うつを克服した方は、今まで避けてきたことに挑戦しています。
実際にやってみると、自分が想像していた悪いイメージ通りにならないことが多く、新しい自分になれたようです。
「あのひと、機嫌が悪いんじゃないかな?」
「わたしのことを避けている…。嫌われているんだ…。」
「みんなわたしのことを見下しているに違いない。」
相手が何を考えているのか予想し、そのネガティブなイメージに疲れていませんか?
ハッキリ言います。
「その人が何を考えているのか?どう思っているのか?」はその人にしかわかりません。私たちがやっているのは予想・妄想・推測です。
そんな勝手なイメージで、自分自身を傷つけるのはもうやめませんか?
相手の考えを深読みしたり、事実かどうかわからないことを延々と考え続けることは、エネルギーがいくらあっても足りません。いつか心身ともに病んでしまいます。
「この場に馴染めているだろうか…」
「周りからおかしな人と思われていないだろうか…」
「周りと仲良くしないと!」
常に周りの目を意識し、自分がどう思われているのか気にしていませんか?
その場にいる人たちが求める人物になろうと、頑張りすぎていませんか?
周りの人に気を遣えることは素晴らしい能力です。
でも、他人だけでなく、自分自身にも気を遣ってあげませんか?
あなたの人生はあなたが主人公です。
誰かのわき役を無理に演じる必要はありません。
帰りたくなったら帰っていいですし、
やりたくなかったらやらなくてもいいんです。
そんな正直な自分、本当の自分に味方してくれる人を大切にしましょう。
今回は「うつ経験者が見直した自分の性格」について紹介しました。
いくつか当てはまるものがあったのではないでしょうか?
あなたがもっと生きやすくなるために、苦しめるものは手放しましょう。
「わかっているけど、それができたら苦労しないよ…。」
ごもっともです。
あなたが苦しみから解放されるように、iカウンセラーはあなたをサポートします。
ぜひお気軽にご相談くださいね。