人生に迷ったときの判断基準
皆さんは今の自分の人生に対して、常に自信がもてていますか?
「生きていくとは、選択していくこと」といっても過言ではなく、人生は選択の連続です。
常に迷いなく、「私はこうすればいいんだ!」と選択・判断することができたら、気持ちが沈んだり、何時間考え込んでも答えが見つからない…、ということが減るかもしれません。
今回は「人生に迷ったときに参考にしたい、あるひとつの判断基準」について解説していきたいと思います。
高校大学受験や就職・転職活動、結婚、マイホームの購入、…などなど、ライフイベント時には大きな決断が求められます。
そんな時に、「どれを選択したらいいのだろう…」「今の生き方で本当に良いのだろうか?」と迷うときがあります。
「今の決断が原因となり、将来に後悔するようなことはしたくない。」
「どうやって決断をしたらいいのかわからない。」
こんな気持ちや考えは、ますます決断することを遠ざけてしまいます。
ではいったい、何を参考にして決めていけばいいのでしょうか?
「経験者にアドバイスを求める」
「自分以外の誰かに決めてもらう!」
など、いろんな方法はあるかと思いますが、ここではカウンセリングの本質にも繋がる方法をご紹介します。
それは、「自分自身を客観視してみる」ということ。
今の自分の状態を客観的に見るために、一歩離れた視点で自分自身をみてみます。
「わたしは何に迷っているのかな?」
「悩みの原因はなんだろう?」
自分自身の気持ちを整理し、客観的にとらえてあげる。
そうすることで、悩んでいるときに感じる心のザワザワ・モヤモヤした気持ちが鎮まることがあります。
これはカウンセリングの効果の一つでもあり、相談者は自分の気持ちや考えをカウンセラーに話すことで、自分自身を客観的にとらえ、感情や思考の整理をすることができます。
自分自身を客観的にとらえてあげて、気持ちが落ち着くと、自分の本当の気持ちや心の声に耳を傾けることができます。
「どんな行動をしている自分が好きかな?」
「子どもの頃、どんな大人になりたかったっけ?」
「人生の終盤に、どんなふうになっていたいかな?」
そこから出てくる答えは自分だけのものであり、自分の純粋な気持ち。答えのない人生において、答えは自分の中にあります。
カウンセリングは、そんな、「自分だけの答え探しの場」でもあるのです。
「いい人生だった!」
「わたしはいま、幸せだ!」
あなたの人生をジャッジするのは、あなたです。
誰かの価値基準やアドバイスに従って決断しても、その結果起きたことに対してどう感じるかは他でもない、あなたです。
どうすればいいか迷ったとき、後悔したくないとき、「自分自身を一歩離れた視点でみてみる」。
その効果とメリットについて今回解説していきました。
ここまで読んでいただきありがとうございます。少しでもみなさまのお力になれれば幸いです。